2005年02月10日

デジカメ購入を検討! Panasonic「LUMIX DMC-FX7」

nokiさんにオススメいただいた
Panasonic「LUMIX DMC-FX7」」を調べてみた。

なかなか評判がみつからないのですが
seraphim_rrさんのSeraphim Diaryは切り口、ブランドの考え方などがとても
共感できました。

「何よりSony(笑)」というコメントなど、
仮に自分がもう少しカメラに詳しくなったら
このまま文章を書くのではと思うくらい
みなさんから出していただいた
選択肢にも非常に近いです。

最終的にseraphim_rrさんはCanon「IXY DIGITAL 50」に
されたようですが、私はまだ悩んでいます。

Panasonic「LUMIX DMC-FX7」はやはりCMなどでも
謳ってましたが手ブレ補正が魅力ですね。

デジカメ関連記事は続きへ

デジタル一眼レフカメラ――入門者が支持、オリンパス(はやりの商品販売店から)
2005/01/19, , 日経産業新聞, 21ページ, 有, 445文字




 「昨年、各社のデジタル一眼レフカメラが出そろい、年末年始と好調な売れ行きだった。一眼レフの入門者には価格が10万円を切るオリンパスの『E―300』(レンズ1本とセットで9万9800円)や最軽量のペンタックス『PENTAX*ist DS』(同12万7800円)が人気。キヤノン『EOS Kiss Digital』(ボディーのみ10万5000円)やニコン『D70』(同10万7800円)も指名買いがあり、安定した売れ行きだ」
 「コニカミノルタフォトイメージングの『α―7 DIGITAL』(ボディーのみ19万5000円)も旧ミノルタ製交換レンズを持つユーザーが買っていく。ただ初めて一眼レフを使う人にとっては価格が高いようだ。カメラ中級者にはキヤノンの『EOS20D』(同18万7000円)が売れている。高価格帯では富士写真フイルムやキヤノン製品が出ているが、2月にニコンから出る『D2X』も既に予約が入っている」(加藤敏明・ヨドバシカメラ新宿西口店デジカメ・ムービーチーム・マネージャ代行)



デジカメ市場の動向、キヤノン販売村瀬社長に聞く――コンパクト型で淘汰。
2005/01/18, , 日経産業新聞, 13ページ, 有, 1315文字




 デジタルカメラの国内市場が頭打ち傾向を強めている。カメラ映像機器工業会によると、二〇〇四年十一月の国内出荷は統計開始以来初めて二カ月連続で前年同月を下回るなど、収益環境は厳しさを増している。〇五年の国内需要の動向や販売戦略などについて、キヤノン販売の村瀬治男社長に聞いた。
 ――国内のデジカメ市場は昨年、世帯普及率が五割を超えるなど成長鈍化の兆しが出てきた。
 「今年は販売競争が一段と激しくなる結果、市場の大半を占めるコンパクト製品の分野で淘汰(とうた)が始まるだろう。ただ、全体の販売台数は増えると見ている。デジカメは一家に一台保有する時代から、一人で二、三台持つ時代に移行中。手軽にカバンに入れて持ち歩きたいといった買い替え需要は底堅いためだ」
 「デジカメは電卓とよく似ている。製品が出始めた当初は大型タイプで一台三十万―四十万円していたが、商品の小型化が進むとともに価格も数万円台に下落。今では百円ショップでも買えるようになった。メーカーも当初は四十社ほどあったが、現在は数社だ。デジカメも早晩、似たような状況になるだろう」
 ――国内市場は世界で約九割のシェアを握る日本メーカーのおひざ元だけに、世界で最も販売競争が激しい。今年の販売戦略は。
 「各デジカメメーカーはこれまで画素数などを競ってきたが、性能面の差異化は難しくなってきた。消費者は画像センサーが四百万画素でも五百万画素でも大差ないと感じている。デザインや使い勝手の良さをいかにアピールしていくかが重要な戦略になる」
 ――〇三年は国内シェアで初めて首位の座を獲得した。〇四年の販売状況は。
 「最大の需要期である年末商戦では人気機種の『IXY・DIGITAL(イクシ・デジタル)50』などの売れ行きが好調。〇四年の国内シェアは二割弱と、二年連続でトップシェアを維持したとみている」
 「今年の経営テーマは『利益ある成長』。トップシェアを維持するために、利益を度外視してまでたたき売るようなことは絶対にするなと、厳しく言っている。もちろん、今年もトップシェアを目指すが、利益重視の姿勢に変わりはない」
 ――近く三カ年の中期経営計画を発表する。
 「デジカメなどハードの販売拡大だけでなく、今後の柱と位置付けている事務機などのソリューションビジネスをさらに強化していく。具体的にはオフィス向けカラー複合機に文書管理など様々なソフトウエアを組み込める技術を活用し、IT(情報技術)関連サービスを拡大する。〇四年十二月期の売上高経常利益率は三%弱だが、将来は五%に引き上げる方針だ」
記者の目
サービス担う人材育成カギ
 村瀬社長はキヤノンの御手洗冨士夫社長の片腕の一人。一九九九年の社長就任以来、ソフト会社の買収など事業再編や社内組織の見直しを進めてきた。今後は「まいた種の収穫期に入る」(村瀬社長)としており、名実ともに製品に付加価値を付けて拡販する情報サービス企業への脱却を目指す。
 デジカメではカメラ単体の販売だけでなく、専用プリンターと組み合わせて拡販する戦略を本格化し始めている。多様なサービスを提案できる人材をどれだけ育成できるかが営業力強化のカギとなる。(田中良喜)



元旦第2部・ITデジタル特集――もっと便利に、変わる生活シーン、新・三種の神器。
2005/01/01, , 日本経済新聞 朝刊第2部, 3ページ, 有, 1291文字




より高性能に
薄型TV、画質に磨き
 情報技術(IT)は年々進化を遂げ、二〇〇五年以降もより高性能でより便利なデジタル機器が次々と登場しそうだ。それと同時に、従来にないITの新しい使い方やサービスの開発も着々と進んでいる。技術とアイデアが一つになって、家庭のなかだけでなくショッピングやドライブ、オフィスなど身近な生活のシーンを大きく変えようとしている。
 家庭のデジタル機器としてすっかり普及した薄型テレビ、デジタルカメラ、DVD(デジタル多用途ディスク)録再機の「新・三種の神器」は、形を変えながらさらに進化しそうだ。
 薄型テレビは価格の低下だけでなく、高精細、高画質化が急速に進んでいる。シャープが「予想以上に好調」というのが、二〇〇四年に発売した45型の大型液晶テレビ。希望小売価格は百万円弱と高額だが、ハイビジョン信号をそのまま再生できるのが特徴。松下電器産業は22型以上の薄型テレビを、基本的にすべてハイビジョン対応に切り替えた。
 ソニーは液晶テレビの光源(バックライト)に、微妙な色を忠実に再現できる発光ダイオード(LED)を採用した新製品を発売。東芝とキヤノンは二〇〇五年度中に、「表面電界ディスプレー(SED)」と呼ぶ新しい方式を使ったテレビを発売する計画だ。二〇〇〇年前後に初期の薄型テレビを購入した「第一世代」は、買い替えや二台目購入の時期に入ろうとしている。
 DVD録再機は、青色レーザーを使い現在のDVDの三倍以上のデータを記録できる「次世代DVD」が相次いで登場する見通しだ。ハイビジョン映像を一枚のディスクに二時間以上記録できる。
 現在「ブルーレイ・ディスク」と「HD DVD」という二つの規格に分かれて、どちらが支持を得るかを競っている。すでにソニーと松下電器産業、シャープがブルーレイに対応した録画機器を発売済み。「HD DVD」では、東芝が二〇〇五年末に再生機器を発売、それに合わせて米ハリウッドの映画会社などが対応する映画ソフトを発売する見通しだ。
 DVD録再機に搭載するハードディスク駆動装置は大容量化が進み、「テラ(テラは一兆)バイト」の世界が見えてきた。二〇〇三年末には百六十ギガ―二百五十ギガ(ギガは十億)バイトが「高性能機種」だったが、二〇〇四年末に登場した上位機種は、四百ギガ―六百ギガバイトまで増えた。六百ギガバイトの機種なら、最大千時間以上の録画が可能。放送の多チャンネル化の流れに合わせ裏番組も同時に録画するなど、新しい使い方が普及しそうだ。
 「新・三種の神器」の一角で変調の兆しが出始めたのは、デジタルカメラ。世界で見れば市場の拡大が続いているが、国内出荷は二〇〇四年十月に減少に転じた。
 代わって勢いを増しているのが、ハードディスクや半導体メモリーを内蔵し、大量の音楽を蓄積できる携帯型の音楽プレーヤー。アップルコンピュータの「iPod」などが大ヒットしており、今後新たな「三種の神器」の一角を占める可能性もある。
【図・写真】薄型テレビの人気はハイビジョン対応の高画質タイプに集まっている(東京都千代田区のビックカメラ有楽町店)



富士写――現実よりも鮮やかな色に、新型色剤で力強く描写(Update)
2005/01/01, , 日経産業新聞, 17ページ, 有, 1428文字




写真フィルム彩度向上
 現実より色鮮やかに――。富士写真フイルムはグラビア写真など主に商業印刷用に使う写真用カラーフィルムの新製品を開発、今春から本格販売する。色づくりの決め手になる発色分子構造を根本から見直し、「彩度」を上げた。普及するデジタルカメラに押されてフィルム市場が縮小するなか、鮮烈な色彩にこだわる一般ユーザーの取り込みも狙う。
 新製品といっても、今回は一般消費者が使っているネガフィルムではない。「リバーサルフィルム」と呼ぶ商業・プロ向けのポジフィルムで、価格もネガに比べ三倍ほど高い。ネガは画像を反転させて記録するのに対し、リバーサルフィルムは画像を見たままの状態で記録する。
 富士写は一九九〇年にリバーサルフィルム「Velvia(ベルビア)」(商品名)を製品化。「色が際立つ」と人気を集め、商業用フィルム市場で国内トップシェアを獲得する起爆剤になった。
 それから十年余り。「被写体を見たままではなく、頭の中で思い描ける色づくりを写真にしたい」。こうしたユーザーの声に応えようと、色の度合いを示す彩度を一段と引き上げた商品の開発が始まった。
 「原料をつくり直さないと無理だ」――。二〇〇一年、デジタル&フォトイメージング材料研究所(神奈川県南足柄市)に集まった主任研究員の池田秀夫、倉光昌之ら十人強のメンバーは皆一様に同じ結論に達した。
 フィルムの画質などを左右する代表素材が、カメラの取り込んだ光に反応するハロゲン化銀。フィルムを現像液につけると、赤紫、空色、黄色に分かれたフィルムの層はハロゲン化銀の光の反応量に応じて、同じ層にある「カプラー」と呼ぶ色剤が働いて色づく。このため、フィルムの彩度を極限まで高めるにはカプラーの性質を変えるしかなかった。
 ただ、カプラーは分子構造が変形しやすく、それはフィルムの画像が乱れる原因になる。そこで池田らはカプラーの新たな分子構造を設計。熱をかける工程と化学物質の調合などを何度も見直し、新型カプラーの開発に成功した。
 このフィルムを使うと、赤い夕景はより赤みがかかり、青空は深く濃い群青色になる。「風景写真の生命線といわれる緑の色調は青々と輝くなど、赤、青、緑の三原色を力強く描写する」。池田らにとって自信の作だ。
 富士写は〇四年七月、新型カプラーを使ったリバーサルフィルムを「fortia(フォルティア)」の商品名で試験販売した。実勢価格は三十五ミリサイズ三十六枚撮り五本パックで六千円前後と、ベルビアに比べ二、三割ほど高いにもかかわらず、一日の注文で計画の三十五万本を小売店や卸売店に売り切った。
 このため今春に本格発売することを決定した。リバーサルフィルムの国内市場は〇三年が二千二百九十四万本と前年に比べ約一割減少したが、ベルビアなど高彩度商品の市場は年率三割程度拡大しているもよう。富士写は〇五年度に高彩度商品の販売本数を、前年度に比べて一、二割増やす計画だ。
 「団塊の世代や三十代の若い女性ら幅広い層の消費者に向け、写真の楽しみ方を広げていきたい」。イメージング&インフォメーション事業本部イメージング営業部担当部長の佐藤充宏は、業務用が中心だった同フィルムは、デジタル画像では飽き足らない一般のカメラユーザーにも浸透し始めていると読む。
 同社の研究陣は、さらに鮮やかな色を表現できる製品の開発に着手した。
=敬称略
(田中良喜)
【図・写真】富士写が昨年7月に試験販売した「フォルティア」



デジタル一眼レフ――キヤノン、ニコン(ヒットを狙え)
2004/11/26, , 日経流通新聞MJ, 3ページ, 有, 2458文字




キヤノン、熟練アマに標準、「フィルム」からレンズ転用
ニコンは初心者に配慮
 デジタル一眼レフカメラはニコンとキヤノンの首位争いが激しい。今年、市場を席巻したニコンの「D70」と、キヤノンが九月に発売した「EOS20D」ががっぷり四つに組む構図だ。なかでもキヤノンの「20D」はレンズなしの本体のみが売れていることが注目点。フィルムカメラからレンズを転用する熟練アマに照準を合わせた商品設計が強みだ。
 GfKジャパン(東京・中野)が全国の家電量販店など三千五百店で調べたデジタル一眼レフの十一月一―七日のデータからランキングを作成した。カメラ本体とレンズとのセット商品を区別して集計したところ、キヤノン、ニコンが上位十品目中の九つを占め、圧倒的な強さをみせた。
 首位となった「20D」は二〇〇三年発売の「10D」の後継機。約八百二十万画素という自社製CMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーを使い、課題だったノイズ発生を極力抑えた。起動時間も二・二秒から〇・二秒に短縮した。
 興味深いのは、主力モデルでレンズセット製品の売れ方が異なること。キヤノン「20D」では、ボディー単品の人気が最も高い。20Dが狙う熟練アマは既に持っているフィルムカメラでも熱心なキヤノンユーザーで、このレンズを転用する人が多いとみられる。
 しかも20Dをレンズセットで買うと、店頭実勢価格で二十万円を超えてしまう。「せめてレンズは手持ちのもの」、あるいは「品質の確かな中古品で済ませよう」というユーザー心理が働きやすいことも、「単品志向」の一因のようだ。
 レンズがセットになっている二製品では、レンズに手ぶれ補正機能がついた「EF―S17―85IS Uレンズキット」の売れ行きがいい。一方で廉価版の「EF―S18―55 Uレンズキット」のレンズは「20Dの性能を引き出すには力不足」との見方もあって、売れ行きはもうひとつ。
 反対にニコン「D70」はボディー単品に比べ、レンズ付きの人気が高い。購入者の大部分はカメラ熟練者と想定していたが、実際には一眼レフの初心者も新規ユーザーになっている様子が分かる。ヘルプ機能や見やすい液晶パネルを搭載している点も、初心者にやさしい配慮だ。
 D70は実勢価格でほぼ並ぶキヤノンの入門機「EOSKissデジタル(キスデジ)」とも競り合う形。D70は最高八千秒分の一の高速シャッターなど「フィルムカメラに精通したアマチュアも納得できる性能」(ニコン映像カンパニー第一マーケティング部)。同様にキスデジは運動会でも使える望遠レンズなど二本がセットで、レンズ選びに悩む初心者が買いやすい。
 キスデジ、D70の画素数はともに約六百万。量販店では起動時間、連続撮影枚数、バッテリー持続時間など性能ではD70に軍配が上がるとの声が一般的。D70と競り合うキスデジの健闘には「プリンターなどカメラ以外で製品展開するキヤノンのブランド力が効いている」(ビックカメラ新宿西口店)という。
 キスデジはレンズセットを二種類用意。ウェルカムキットは広角から望遠まで写せる二本のズームレンズがついており、旅先の風景から運動会までカバーできる。
 二強の牙城に食い込むのは、コニカミノルタフォトイメージングが十九日に発売した「α―7デジタル」。最大の特徴が手ぶれ補正機能の搭載だ。「写真の失敗の二、三割は手ぶれが原因」(カメラ事業部販売部)といわれる問題の解決に早くから着手していた。
勝利の方程式
1、こだわりを刺激
2、短期の機能改善
3、販売員向け講習、ち蜜
 「EOS20D」(ボディーのみ)が売れ筋首位となったキヤノン。フィルムカメラの一眼レフユーザーの志向と、デジカメユーザーの成長を見つめてきた同社ならではの着眼がシェア拡大に生きている。ポイントは三つ。
 第一の要素は顧客ターゲットの明確化だ。キヤノンは市場をプロ、ハイアマチュア、初心者の三層に分類している。このうち「20D」が照準を合わせたのが、ハイアマチュアと呼ぶ中間層。時間やお金に比較的余裕があり、旅行やレジャーなどを楽しみながら写真にハマった人たちだ。
 この層はプロ級の機材を買いそろえる人もいるなど、道具へのこだわりが強い。デジカメ初級機からの移行組というよりはフィルムカメラの一眼レフ熟練者が主力。「キスデジ」が初心者の開拓に主眼を置いたのと好対照だ。
 製品カタログの作りも工夫した。作品例として、一般のスナップ写真ではなく芸術性の高い写真をそろえた。ユーザーに「自分もこんな写真を撮ってみたいと思わせる」(カメラ商品企画部)狙い。初期設定の写真の色合いやコントラストは、強い発色の「キスデジ」と中立色のプロ用機種との中間に置いている。
 第二のポイントは、20Dの前モデル「EOS 10D」の利用者から上がっていた不満を短期間の間に解消したこと。アンケート調査などで指摘が目立ったノイズの多さ、連続撮影枚数の少なさをスピーディーに改善。課題だった起動時間も、評価が高いニコンの「D70」と並んだ。
 20Dは10Dの発売から一年余りと、比較的早いリニューアル。両機とも実勢価格は約二十万円と高めだが、大幅な機能改善で、10Dのマーケットを20Dにスムーズに移行させることに成功した。
 第三のポイントは店舗の販売員向けのち密な講習会だ。これまでに全国六百以上の販売店で、始業前、閉店後の時間を使って製品の特徴や使い方を説明した。十一月には一日使って野外やモデル撮影を体験してもらった。
 実際にキヤノン製プリンターで印刷できる催しも試験的に開始。周辺機器も含め、店頭でのトータルな提案力を身に付けてもらう。機能の優劣がわかりにくいデジタル一眼レフの商品特性について、見込み客の質問に販売員が自分の言葉で答えてもらう狙い。(畠賢児)
【図・写真】右から1位のキヤノンEOS20D、2位のニコンD70
【図・写真】講師(中)からEOS20Dの講習を受ける販売店の店員ら(東京都港区)



激突年末商戦(5)デジカメ――キヤノン、営業攻勢、ソニー、女性に照準(終)
2004/11/18, , 日経産業新聞, 3ページ, 有, 1280文字




ソニー デザイン、女性に照準
キヤノン シェア奪取へ営業攻勢
 「ビューティフル」――。韓国ドラマ「冬のソナタ」で人気の俳優、ペ・ヨンジュンさんがつぶやく。ソニーは今月五日からデジタルカメラのテレビCMで、多くの女性ファンをとりこにした人気者を起用、年末まで集中放映する。既に同社製ビデオカメラのCMでおなじみだが、「ヨン様」効果で女性を中心にデジカメ需要を掘り起こしていく。
 年末はデジカメ最大の需要期。世界シェアトップのソニーは二〇〇四年度に前年度比五割増の約千五百万台出荷する計画。この時期の売れ行きは四年連続で世界一位の座を維持できるかどうかも左右する。
 ソニーは年末商戦に向け、コンパクト製品四機種を投入。その一つが「サイバーショットL1」。女性消費者を強く意識して曲線を生かしたデザインを採用した。ソニーの国内販社、ソニーマーケティングの担当者は「デジカメ使用者に占める女性の割合は三割。潜在需要は大きい」と語る。
 テレビCMと小売店での広告・宣伝活動を連動し、一気にシェア拡大につなげる作戦だ。一方で、在庫圧縮にも気を配る。販売店での実売情報を生産現場や物流拠点に伝える仕組みを導入。販売動向に応じた製品を的確に投入していく。
 ソニーを猛追するのがキヤノンだ。キヤノンは世界シェアトップの獲得を目指し、〇四年に前年比七割増の千四百七十万台を出荷する見込み。年末商戦にはコンパクト製品の代表機種の一つ「IXY DIGITAL(イクシ・デジタル)」シリーズの新機種などを中心に拡販する。
 広告・宣伝費用を昨年に比べ約二倍に増加。デジカメ製品のイメージキャラクターとして定着したイタリアのサッカーチーム、フィオレンティナの中田英寿さんをテレビCMに引き続き起用し、年末まで流す。
 「当社のデジカメ新製品は起動時間が速いんです」。都内にある大手量販店では閉店後の午後八時過ぎ、キヤノン国内販社、キヤノン販売の営業マンが量販店の店員らを前に製品説明に汗を流す。製品の売れ行きは店員の商品知識や接客能力などにも左右されると判断し、小売店の販売員に新製品の特徴などを把握してもらう。
 キヤノン販売のデジカメ営業部隊は本体だけでビデオカメラ兼任を含め総勢四百人の陣容。これに約二百人の外部スタッフを加えた大部隊が店頭キャンペーンなどに奔走する。デジカメ販売を指揮するキヤノン販売の芦沢光二常務は一週間のうち三日間は東京都大田区のキヤノン本社に通い、製品の売れ行き情報などを基にグループ全体で拡販戦略を組み立てる。
 キヤノンは大分市にビデオカメラを含め年産能力六百八十万台のデジカメ第二工場を稼働。来年一月から製品出荷する計画で、生産面でも世界シェアトップを視野に入れている。
 世界のデジカメ市場の主戦場は欧米で、日本の市場規模は世界全体の二割にすぎない。ただ有力メーカーがひしめく日本で受け入れられない製品は欧米でも売れないとされるだけに、ソニー、キヤノンともこの年末商戦に力を入れている。(田中良喜)
=おわり
CMキャラクターはキヤノンが「ヒデ」、ソニーが「ヨン様」



デジカメ各社、収益格差鮮明に、9月中間、ペンタックス部門赤字、ヒット商品で明暗。
2004/11/13, , 日本経済新聞 朝刊, 10ページ, 有, 959文字




 デジタルカメラ各社の収益格差が鮮明になってきた。ペンタックスは十二日、デジカメを含む映像関連部門の二〇〇四年九月中間期の連結営業損益が赤字に転落したと発表した。同部門での赤字計上はオリンパスとコニカミノルタホールディングスに続き三社目。世界出荷は拡大しているが、ヒット商品の有無などが明暗を分けている。
 ペンタックスの映像関連部門の連結営業損益は六億七千万円の赤字となった。同社は〇四年度の世界出荷も従来計画比で四%減の二百十五万台に下方修正した。今年八月に続く二回目の下方修正は「新製品投入の遅れなどが原因」(里村健一常務)としている。
 オリンパス、コニカミノルタホールディングスも九月中間期の映像関連部門の営業赤字がそれぞれ二十九億円(前年同期は百二十三億円の黒字)、四十億円(同十八億円の黒字)となった。販売競争の激化などで「平均単価が一二%下落した」(コニカミノルタ)ことなどが響いた。
 一方、ヒット商品を生み出したメーカーの収益は拡大。カシオ計算機は今年三月発売のコンパクト機「エクシリムEX―Z40」が国内販売でトップを記録するなど、映像関連部門の連結営業利益が前年同期比五五%増の百七十三億円となった。
 キヤノンもコンパクト機「IXY DIGITAL(イクシ・デジタル)」シリーズの販売拡大などをテコに、〇四年上半期(一―六月)のカメラ部門の連結営業利益は約二割増だった。
 デジカメ各社は生産コストの低減を進めるが、単価下落に追い付かないのが実情。人気商品を的確な時期に投入できるかどうかなどが、収益の差につながっている。
【表】デジタルカメラの世界出荷台数      
(  単位:万台、カッコ内は前年度実績、キヤノンのみ1―12月期  )
  04年度上期実績  04年度下期計画  04年度通期計画
キヤノン  540  930  1,470(860)
オリンパス  430  520  950(740)
ニ  コ  ン  410前後  370前後  780(540)
富士写真フイルム  320  380  700(625)
カシオ計算機  160程度  240程度  400(280)
コニカミノルタホールディングス  160  150  310(310)
ペンタックス    96  119  215(140)



フィルムカメラ――高画質追求にピント、デジカメと一線(買物百科)
2004/10/30, , 日経プラスワン, 3ページ, 有, 3146文字




こだわり随所に
 デジタルカメラに押され売り場も縮小傾向のフィルムカメラだが、老舗カメラメーカーを中心にフィルムの長所を前面に出した製品を投入している。画像をそのまま焼き付けるフィルムカメラは、デジタルでは再現しきれない画像の濃淡である階調性が魅力。プロや写真愛好家の間では依然、根強い人気で、小売店や写真教室などで、デジカメとはひと味違う良さを見直す動きが出始めている。
 フィルムカメラ市場で今、注目を集めるのはニコンが今月発売したレンズ交換式フィルム一眼レフカメラ「F6」。最上位機種「F」シリーズの六代目で、利用者の「フィルムならではの階調性や質感を生かし、撮りたい」との声に応えた八年ぶりの新製品だ。
 十一点のフォーカスエリアを持つ高精度・高速のオートフォーカス(AF)システムを搭載。デジカメにはないシャッターやフィルム巻き上げ時の機械音にもこだわった。
 前機種「F5」との大きな違いは本体下部のバッテリー部分を取り外せる点。重さが約千二百グラムから九百七十五グラムになり持ち運びしやすくなる。軽量化して「趣味の写真を気軽に楽しめるようにした」(ニコン)。希望小売価格も「F5」より約一割安い。
 一眼レフより小型で、レンズ交換できる距離計連動式(レンジファインダー)カメラではコシナ(長野県中野市)が独老舗カメラブランド「フォクトレンダー」の「ベッサ」シリーズで新製品二機種を出す。レンジファインダーは三角測量の原理で距離を測る仕組み。ピントの精度が高いのが特徴で、広い視野で撮影できる広角レンズに向く。
 レンジファインダーでは独老舗ライカの「Mシリーズ」が有名だが、本体だけで数十万円する。ベッサ新製品の本体価格は「R3A」(発売予定は十一月中旬)、「R2A」(同十二月末)とも七万八千七百五十円に抑えた。ライカレンズを取り付けることも可能という。
 ファインダーの倍率がR3Aは等倍、R2Aは〇・七倍。愛好家にとっては絞りや露出をマニュアル操作できる点が魅力だが、「慣れていない人にも使えるよう」、ベッサで初めて両機種ともレンズの絞り値に応じた自動露出をできるようにした。
 いわゆるコンパクトカメラの分野では、小型だが高品質のガラスレンズを採用する「高級コンパクト」で、ライカが十一月、「CM ZOOM(ズーム)」を発売する。今年初めに売り出した「CM」の第二弾で光学二倍ズームが付く。
 高級コンパクトはレンズに使うガラスの材質や設計、コーティングにこだわり、光の透過性を向上、反射を低減して高画質な写真が撮れる。ライカのほか京セラのコンタックス「T3」と旧ミノルタ(現コニカミノルタホールディングス)の「TC―1」が知られている。一般的に使われるネガフィルムだけでなく、被写体の色や明暗をそのまま再現できるポジフィルムにも使え、プロのサブカメラとして使われることが多い。
 ただ製造コストがかかるため、コンパクトとはいえ価格はいずれも十万円前後。手ごろな価格でフィルムの高性能を楽しみたい人向けに今月、富士写真フイルムが発売したのが「NATURA(ナチュラ)」。ISO1600以上の高感度フィルムを装てんすると、周囲の明るさに応じて自動的に最適な露光量に制御するプログラムを搭載。美術館や水族館、レストランなどの暗い場所でもフラッシュなしで撮影できる。店頭価格は三万円前後。
 「“スローフード”ならぬ“スローフォト”を楽しんでほしい」(富士フイルム)。フィルムカメラは撮影後の現像や焼き増しなどデジカメに比べ手間がかかるが、作品の仕上がりには「格別のものがある」。デジカメと使い分けてみるのもいいかもしれない。
選ぶポイント
(1)撮影したい対象やスタイルを決め用途に応じた機種を
(2)ピント合わせや絞りなど操作を楽しむならマニュアル式
(3)便利さを追求するならオート式、中古店ものぞいてみよう
目利きのひと言
撮影時の緊張感や品質の良さが魅力
 ヨドバシカメラ新宿西口店カメラ総合チームマネージャの新井敏彦氏 最近、フィルムカメラを見直す動きが出ている。フィルムカメラには空気を写せるような品質の良さや、撮影時の緊張感・集中力、人に作品として手渡す重みなど魅力がたくさんある。一方でデジカメには手軽で撮影コストが安いなどフィルムにはない長所がある。それぞれを生かした使い方をするのが理想だろう。
ニコンのF6注目
入門者は量販店へ
 月刊「日本カメラ」編集部の佐々木秀人氏 ニコンのF6は久々に出たフィルムカメラの新製品として注目している。誌上で月例の写真コンテストを実施しているが、そこでもまだ半分はフィルムカメラで撮った作品。購入する際、入門者の場合は新製品がそろった量販店がいいだろう。中古店を利用するなら、カメラに詳しい人と行き、一緒に選んでもらうのがいい。中古品は最近、価格も手ごろになってきた。百貨店などで開かれる中古フェアをのぞいてみるのも一つの手だ。
買い方のツボ
自分の腕前と相談して選ぶ
 頻繁に店頭商品が入れ替わるデジタルカメラとは異なり、百五十年以上の歴史を持つフィルムカメラの商品サイクルは長い。電子機器が少ない分、寿命も長く、写真愛好家向けといえる。フィルムの良さを生かす高機能カメラは価格も高いので、自分に合った一台をじっくり選びたい。
 まずは、何をどう撮りたいかだ。一般に風景などを撮りたいときには一眼レフ、街のスナップや人物写真などはレンジファインダーが向いているとされる。いずれもレンズ交換式なので、もし手持ちのレンズがあれば取り付け可能かを事前に調べておこう。絞りや露出には自動機能付きとマニュアルタイプがあるので、自分の腕前と相談しながら選ぶのがいい。
 手軽に持ち歩きたいなら高級コンパクトが便利だが、ズームのない単焦点のものが大半。ライカのズーム付き新製品も二倍しかない。ズーム付きに慣れた人には物足りないかもしれないが、レンズの品質を最大限に引き出すならやはり単焦点。画質の甲乙はつけがたい。デザインや使い勝手で選ぶことになる。
 フィルムカメラの長所は「使えば使うほど好きになる」点。とはいえ高機能になると価格も高い。中古品店を訪れてみるのもいいだろう。
【表】主なフィルムカメラ          
  メーカー  商品名  希望小売価格  発 売  特 徴
一眼レフ  ニコン  F6  31万5000円  販売中  高速・高精度AF、バッテリーをはずして小型化できる
レンジファインダー  コシナ  BESSA(ベッサ)R2A、同R3A  7万8750円  R2Aは12月末、R3Aは11月中旬  レンジファインダーでは低価格、レンズの絞り値に応じた自動露出機能(絞り優先AE)
高級コンパクト  ライカ  CM ZOOM  15万5400円  11月上旬  手動式の2倍ズーム
京セラ  CONTAX(コンタックス)T3  10万2900円  販売中  独カールツァイスの専用レンズを搭載  
コニカミノルタ  TC―1  15万5400円  販売中  高級コンパクトで最小、28ミリの広角レンズを搭載  
コンパクト  富士写真フイルム  NATURA(ナチュラ)S  オープンで店頭では3万円前後  販売中  明るいレンズと独自の露光制御プログラムで室内などでもフラッシュなしで撮影可
【図・写真】ポジフィルムにも使える京セラのコンタックス「T3」
【図・写真】高精度・高速のオートフォーカスシステムを搭載したニコンの「F6」
【図・写真】手ごろな価格の富士写真フイルムの「ナチュラ」
【図・写真】高機能分野でフィルムカメラの新製品が出始めた(ヨドバシカメラ新宿西口店)



デジタルカメラ――松下、カシオ、キヤノン(はやりの商品販売店から)
2004/10/20, , 日経産業新聞, 29ページ, 有, 384文字




 「コンパクトタイプでは最近、液晶画面が大きく見やすいこと、電池の持ちが長いこと、起動が速いことの3点が重視されている。中でも2.5型の液晶画面を採用している松下電器産業の『LUMIX(ルミックス)DMC―FX7』(店頭価格は5万2800円)が売れている。浜崎あゆみさんのCM効果も大きいが、小型で唯一、手ぶれ補正機能が付いている点などの機能が支持されている。液晶・電池・起動のすべてで条件を満たしているカシオ計算機の『エクシリムズームEX―Z55』(同5万4800円)も売れ筋だ」
 「最近はデジタル一眼レフの品ぞろえが増え、まだ子どもが小さい主婦が買い求める。キヤノンの手ぶれ補正レンズとセットの『EOS20D』(同25万7000円)が人気。朝のテレビ番組で紹介されるなどの影響もあり、売り切れ状態が続いている」(石丸電気秋葉原デジカメ館の佐藤徹ストアマネージャー)



syttjp at 21:58│Comments(1)TrackBack(1)デジタルグッズ 

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1. Panasonic LUMIX DMC-FX7  [ 売れ筋デジカメぶろぐ ]   2005年02月20日 17:12
売れ筋デジカメ 2005.02.16 楽天4位 Panasonic LUMIX DMC-FX7松下電器産業 2004-08-27売り上げランキング 1,243おすすめ平均 素人にもバッチリです☆Amazonで詳しく見る 2004.08.27 発売 2004.09.08 楽天ランキング第01位 2004.09.15 楽天ランキング第01位...

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1. Posted by buy tramadol   2006年04月19日 03:04
・篏睡CONCEALER, 篏睡腮蕁?
ョ阪?渇膃筝膃筝蕁?

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