2004年12月
2004年12月03日
「イノベーションのジレンマ」
「イノベーションのジレンマ」を読んだ。
「技術革新が巨大企業を滅ぼすとき」という副題が
ついているが、ディスクドライブにおける
多数の企業の勃興や粗利は低いが在庫回転率が高く
百貨店と同程度の利益を生み出せる
ディスカウントストアにつぶされる小売業の
話などが書かれていてイメージはしやすい。
・破壊的イノベーションは、確立された技術より単純、低価格、高信頼性、便利
(その変わりに今までつかわなかった利用シーンや顧客が出てくる)
・破壊的技術によって始めて誕生する市場は、すべて
小規模な市場としてはじまる。
(大企業は稼ぎが小さいので見逃しやすい)
・実際、成功した新規事業の大多数は・・市場でなに
がうまくいき、何がうまくいかないかがわかってきた
ときに、当初の事業計画を放棄している。
・(技術が破壊的かどうかを知るには)市場の需要を
図るため、顧客の意見を聞くだけでなく、顧客の行動
を注意して観察する。
・破壊的イノベーションを生む組織は、現在ある
組織とは独立させたほうが良い。
・破壊的イノベーションは技術的な挑戦と考えず、
マーケティングの挑戦と考えよ。
<破壊的イノベーションを生み出すポイント>
・単純で信頼性が高く、便利でなければならない
・特徴、機能、スタイルを短期間に低コストで変更できる製品プラットフォームを設計する必要がある
・価格は低く設定しておかなければならない
私自身も非常にイノベーションの多い業界に
いることもあり、たくさんの気づきがあった本だ。
欲を言えば、もう少し具体的なアクションを
イメージできるようになっていればよかったかな。
「技術革新が巨大企業を滅ぼすとき」という副題が
ついているが、ディスクドライブにおける
多数の企業の勃興や粗利は低いが在庫回転率が高く
百貨店と同程度の利益を生み出せる
ディスカウントストアにつぶされる小売業の
話などが書かれていてイメージはしやすい。
・破壊的イノベーションは、確立された技術より単純、低価格、高信頼性、便利
(その変わりに今までつかわなかった利用シーンや顧客が出てくる)
・破壊的技術によって始めて誕生する市場は、すべて
小規模な市場としてはじまる。
(大企業は稼ぎが小さいので見逃しやすい)
・実際、成功した新規事業の大多数は・・市場でなに
がうまくいき、何がうまくいかないかがわかってきた
ときに、当初の事業計画を放棄している。
・(技術が破壊的かどうかを知るには)市場の需要を
図るため、顧客の意見を聞くだけでなく、顧客の行動
を注意して観察する。
・破壊的イノベーションを生む組織は、現在ある
組織とは独立させたほうが良い。
・破壊的イノベーションは技術的な挑戦と考えず、
マーケティングの挑戦と考えよ。
<破壊的イノベーションを生み出すポイント>
・単純で信頼性が高く、便利でなければならない
・特徴、機能、スタイルを短期間に低コストで変更できる製品プラットフォームを設計する必要がある
・価格は低く設定しておかなければならない
私自身も非常にイノベーションの多い業界に
いることもあり、たくさんの気づきがあった本だ。
欲を言えば、もう少し具体的なアクションを
イメージできるようになっていればよかったかな。
2004年12月02日
簿記を知らなかったという不安
「日商3級簿記最短集中ゼミ」を読んでみた。
普段損益計算書や貸借対照表を見慣れていない人も
いるかもしれないが、事業の運営をしていくには
どうしても必要な書類だということで私も貸借対照表を
普段作成はしないものの気にはなっていたので読んでみた。
「資産」「負債」などなど使いなれない言葉も
多いが、繰り返し読んだりすることで慣れてくる。
実践したときにはしたときでまた新たに
困ったことも出てくると思うが、まずは
準備からで意味のない不安を取り除くことが
できたので上出来では。
ところで、「意味のない不安」は意外に厄介なものだ。
自分では不安に考えているのに、いつの間にか
自分の記憶から消えている。
しかしまたふと思い出してしまう。
たいていは
・知識を身につける
・自分で考える
いずれかで解決できることが多いので
私は関連する書籍を買って視界内に
置いておくことにしている。
この簿記の本も同様。
買ってからしばらくたっていたが、
ようやくこの本を読む余裕が出てきた。
とにかく、意味のない不安を
取り消す方法を自分なりに作れるといいですね。
「ヒューマンリソース・マネジメント」
「ヒューマンリソース・マネジメント」を読んだ。
著者が同じということもあり、以前読んだ
「組織マネジメントのプロフェッショナル」の
基礎編ということのようだ。
主旨は同じようなことだが
やはり大切なことは繰り返し理解して
損はない。
特に問題発見や課題設定を自ら行う
「WHAT」の力を身につけろという
説明は自分の中でも再認識をさせられた。
クライアントのビジネスを成功に
導くという業種はたくさんあると思うが、
そこで大切なのがクライアントの本当の
課題は何なのかを考え、解決策を
生み出すことである。
組織でも重要で、これをいかに
仕組み化するかが私のやりたいことでもある。