2004年08月25日

「目標の合意」

これは、コーチングスキルのの基礎の基礎。
リーダーたる人は誰もが身に着けるとかなり状況が変わるはず。

「私は以前はツメまくってたよ」とは
数日前に他の部署のメンバーと食事に言った際の私のことば。(ツメる=”問い詰める””状況を追い込む”の意味)

でも「えー、全然イメージできません」といわれた。ありがたいことに(?)お世辞でもないらしい。また、「○○くんて怒るとこわいよね」などと言われたことがあるが、今はそうでもないようだ。

しかし、間違いなく以前は「ツメて」いた。
正論を吐いて、ぐうの音も出ないほど話をたたんでいた記憶がある。

その姿勢を変えるきっかけとなったのが、外部のコーチングスキルのセミナーだ。

そこで教えられたのが、
「押し付けるのではなく」
「本人に答えを出させる」というコーチングのスキルだった。

そこの第一歩として大事なポイントが今回の「目標の合意」。

そのメンバーは将来的に何を望んでいるのか、そして何をゴールとしているのか。
一方で私はそのメンバーにどうなってほしいと思っているのか。

話し合いをする前に、このすりあわせをすることがとても大事である。
私はメンバーとMTGをする際に、できるかぎり
「このMTGで何をしたいのか」というゴール(目標)をメンバーと共有させてもらうように意識している。

これができるだけでも、ずいぶんメンバーは参加意識を高くもってくれる。

そして何より、共有できることで自分自身も
焦点を絞って話をすることができる。

メンバーと、目標の合意をしてからミーティングを始める癖をつけてみてはいかがだろうか。

syttjp at 23:19│Comments(2)TrackBack(0) インスピレーション 

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この記事へのコメント

1. Posted by あつし   2004年08月27日 06:52
いかに相手をその気にさせて、自立的に動いていけるようにするかが重要ですね。

できるだけ短いスパンでベクトルを確認・修正していけるとゴールに着地しやすい。
2. Posted by デキタン   2004年08月27日 08:56
あつしさん、ありがとうございます。
本人に納得してもらうことが大事ですね。

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