2004年11月11日

コロムビアが半年で黒字化!

フジサンケイビジネスアイで興味深い記事があった。

アットネットホーム社長などを努めた
廣瀬禎彦氏の経営手腕の結果が出ていたからだ。

半年前くらいのこの会社への社長就任時は
様々な記事で本当に成功するのかという
疑問の声が多かったが、結果として
黒字化を果たした手腕はすごいと思う。

ポイントを見ていると
「無駄なものと必要なものをはっきりさせた」
というところだろうか。

「費用を無駄にかけないようにする」のはよく聞く話だが、
「営業人員を倍増させたこと」というのが興味深い。

勝てる点には力を入れるということだ。

まさに「フォーカス&ディープ」の概念だろうか。

戦略を考えるときも、散漫に手を広げても
絶対に勝てない。
どこに注力をして勝ちに行くのか、
明確に見極める必要があることを改めて認識させられた。


===

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/art-20041110214740-KRZPOHDHRU.nwc
コロムビアが14年ぶり黒字に 広瀬CEO、就任半年で成果 

FujiSankei Business i. 2004/11/11


 老舗レコード会社が14年ぶりに復活した。

 コロムビアミュージックエンタテインメント(東京都港区)が10日発表した2004年9月中間決算は、経常利益1億4800万円、最終利益800万円と、半期決算を公表し始めた2000年以来、初の黒字を達成した。

 通期でも経常利益2億円、最終利益1億円と、日本コロムビア時代の1991年3月期以来、実に14年ぶりの黒字を見込む。売上高は前期比10.3%減の280億円の計画。

 売り上げが減るなかで黒字を出す“老舗復活”の立役者は、今年1月に同社の最高経営責任者(CEO)に就任した広瀬禎彦氏(61)だ。

 わずか半年余りで結果を出した広瀬氏は、復活の秘密を「ヒット曲はなかったが、制作点数を減らし、宣伝費も削減しつつ、レコード店への営業人員を倍増させたこと」と語る。

 経験がものを言うとみられがちな音楽業界だが、広瀬氏の場合、この業界での経験の少なさを有利に働かせた。

 商慣習として定着していた費用を見直し、歌手との契約費や販促費の無駄を省いた。逆に営業要員は40人から80人に倍増。アーティストの育成では中島正雄社長(51)とともに新人アーティストの発掘・育成に取り組んだ結果が、今回の黒字決算につながった。

 広瀬氏は日本IBMを振り出しに、いくつもの会社を渡り歩き、その都度、ビジネス史に残る業績を刻んできた。

 IBMのパソコン事業を軌道に乗せた96年、出版社のアスキーに移籍。同社の経営危機によって、CSKの故・大川功氏に支援を求めて傘下に入った。

 これを機に、セガ・エンタープライゼス(後のセガ)の経営にも携わっていた大川氏に誘われ、家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」(DC)の立ち上げにかかわった。

 99年にはCATV(有線テレビ)を使ったブロードバンド接続事業のアットホーム・ジャパン(現アットネットホーム)の初代社長に就任。ここで音楽コンテンツも配信したことが縁となって、米リップルウッド傘下で再建中だったコロムビアから経営者就任への依頼となった。

 演歌の比率が高いコロムビアは、1989年に“ドル箱”だった美空ひばりさんを亡くしてから不振が続いたが、広瀬氏の経営によってさらなる飛躍への期待をつないだ。



syttjp at 19:38│Comments(2)TrackBack(0)インスピレーション 

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この記事へのコメント

1. Posted by 恭子   2004年11月13日 01:50
コロムビア株保有
楽しみ楽しみ
2. Posted by アルバート   2004年11月13日 14:25
コロムビアの復活は、非常に興味深いです!
ボクが子供のころは、「コロムビア」と言う名前を知らない人のほうが稀有な存在でした。
ところが時代は変わり、ずいぶんと音楽業界も様変わりましたよね。
「そういえばコロムビアって今どうなってるんだろう?」なんて、ふと考えたことがありました。

復活したんですね!
素晴らしい!
しかも、業界経験の少ない方が知恵を絞ってがんばったんですね!
とっても勇気づけられる話でした。
ありがとうございます!




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