2005年08月
2005年08月27日
「隠れた人材価値―高業績を続ける組織の秘密」
「隠れた人材価値―高業績を続ける組織の秘密」
を読んでみた。
海外で伸びている企業をいくつか取り上げ、
採用や育成、福利厚生などをどのようにしているかを
まとめている本だ。
なかなか濃い本。
■採用レベルアップのためのチェックリスト(サウスウエスト。p.73)
■マネージャーは三日半のリーダーシップ研修を受ける(サウスウエスト。p.76)
■M&Aでは人材もデューデリジェンスを行う(シスコ。p.108)
■バースデーブレックファストを行う(シスコ。p.117)
■人材マネジメントのカギを握るのは「信頼」と「互いの尊敬」(SAS。p.173)
■研修ではメンバー同士で本を読むなど、「学ぶこと」を意識する(PSS。p.209)
■研修受講料補助制度(AES。p.251)
■採用のステップを35で明示している「リクルーティングブック」(p.313)
いくつか評価に関する記事もあったが、
評価のために、頻度多く面談することも大切だなあと思う。
どういう点をコミュニケーションすべきかをきちんと
ヒアリングできるようなブックやシートがあってもよいかも。
2005年08月20日
ファシリテーター型リーダーシップ
ハーバード・ビジネス・レビュー9月号を見た。
特集は「ファシリテーター型リーダーシップ」。
人々に行動を促す人であり
社内に「人々をやる気にさせる」雰囲気を充満させるとのこと。
その中でも興味深かったのが
「優れたリーダーは衝突を恐れない」という記事の中で
インテルは入社すると意思決定の方法だけでなく、
コンフリクトの解決とそのための議論について
学び意見が対立したときに用いる各種ツールについて
勉強させられるとの事。
衝突というコトバは響きはよくないが、
感情をむき出しにすることは別に、
議論を戦わせることはとても大切だと思う。
そのプロセスがきちんと見えている状態に
なっているのはすごい。
アイデアを活かす会社
今日までマネージャー合宿でした。
いろんなメンバーと議論できたことは
とても有意義でした。
夕方からゆっくりやすみながら
家でたまっていた雑誌を読んだ。
「日経情報ストラテジー」8月号
小林製薬のユニークな商品を生み出す仕組みについて。
・アイデア合宿を毎月開催
・自分の仕事を評価主張できる「青い鳥カード」
・3段階に分かれる選抜教育の仕組み
年間3万件のアイデア提出は純粋にすごい。
「日経情報ストラテジー」9月号
ホンダのディーラーで取り組んでいる
営業プロセスの改善について。
営業の業務の流れを見せるようにすることと、
周囲のメンバーなどを巻き込んで進捗共有mtgを
行うとのこと。
営業にはちゃんと見せなきゃ、と刺激になるし
周囲のメンバーには営業と顧客の声が聞こえるはず。
この雑誌、人事にいる私でなくても
事業責任者の方にも参考になる点がたくさんあって、面白いです。