2005年10月24日

「ウィニング 勝利の経営」 ジャック・ウェルチ

「ウィニング 勝利の経営」
を読んだ。

面白い!

ウェルチの成功のポイントがつまっている感じ。
さまざまな観点からウェルチの考え方が書いてある。

■ミッションとは
「私たちはこのビジネスでどうやって勝とうとしているのか」を説明するもの。
美辞麗句をまとめたものではない。

■率直な環境を作れ。
・言いたいことがいえれば多くの人が会話に参加する
・スピードが早くなる
・コスト削減に結びつく

■マネージャーは評価時点でメンバーを
トップ20%
ミドル70%
ボトム10%
にわける。

トップに厚遇するのはもちろんだが、
ミドル70%から優秀な人材を見つけ出す
仕組みを構築すべきである。

■現場から業務改善が提案できるような発言権と尊厳を提供せよ
進行役を入れて、議論させる(ワークアウト)。

■リーダーはビジョンを理解させるだけではだめで、
部下がビジョンにどっぷりと浸かるようにすべきだ。

■人事には権限をもたせること。
・人事のスタッフはリーダーを育てキャリアを築く手助けをすべき
・よい人材の士気を高め、会社に長くとどまってもらうための効果的なシステムを作り出せ
・ミドル70%を組織の中核としてサポートすること
・組織がなるべくフラットになるようにデザインせよ

■より良い評価制度にするには、評価システムに人材開発の要素を盛り込むこと

■キャリアアップのために
・上司との関係と同様に部下との関係を扱うこと
・会社の大きなプロジェクトに関与せよ
・多くのメンターを自分で探し求め、助言を求めること。
・ポジティブな態度で周囲を感化せよ。

やはりするどい。


「リーダーはビジョンを理解させるだけではだめで、
部下がビジョンにどっぷりと浸かるようにすべきだ。」


マネジメント層としては、特にここを意識して
わすれないようにしたい。



syttjp at 08:55│Comments(2)TrackBack(0)

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 保土ヶ谷   2005年10月26日 03:13
私も今日その本を買いました。まだ40ページくらいしか読んでないですけど、なるほどーと頷きながら読んでしまいました。

2ヶ月前くらいからデキタンさんのブログを2つとも読ませて頂いております。今後も有意義な情報発信よろしくお願いします。
2. Posted by buy tramadol   2006年04月18日 22:35
ナチュラルハーベス...」へのトラックバック

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔